祇園祭は1ヶ月にわたり長期間開催される日本三大祭のひとつです。

その間、様々な神事や祭りごとが行われ、訪れる人も多く、
毎年大変賑わっています。

長期間開催されるため、初めて訪れる方はどの日に行けば良いのか
分からず迷ってしまいますよね。

今回は、祇園祭2016年の日程と宵山(よいやま)の見所についてご紹介します。
   

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2016年、祇園祭の日程

今年の祇園際は7月1日(金)~7月31日(日)までの1ヶ月間開催され、
7月17日(日)には前祭が、7月24日(日)には後祭が行われます。

  • 場所:京都市東山区祇園町「八坂神社」京都市内を巡回
  • 問い合わせ先(075-752-7070)京都市観光協会
  • 祇園祭の来場者数:一か月間で約180万人

祭りの大きさや歴史など、日本一と言っても過言ではないこのお祭り。

そんな祇園祭を最大限に楽しむためには、前祭巡行と後祭巡行は
絶対に見逃せませんよ!

祇園祭の宵山(よいやま)とは?

宵山とは、前夜祭の意味を持ち、
前祭や後祭の前3日間に行われるお祭りです。

  • 前祭の宵山が7月14日(木)~7月16日(土)
  • 後祭の宵山が7月21日(木)〜7月23日(土)

前祭の宵山では屋台の出店がありますが、
後祭の宵山にはありませんのでご注意ください。
   

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祇園祭の一番の見所とは?

祇園祭の一番の見所はなんといっても前祭・
後祭の当日に市内中心部で行われる山鉾巡行(やまほこじゅんこう)でしょう。

朝9時ごろから始まり、とても大勢の人出でにぎわいます。

夕方以降の時間帯には、祇園囃子の音楽と共に
山鉾の灯篭に灯った火の明かりがとても良い雰囲気です。

屏風祭(びょうぶまつり)とは?

また前祭の宵山では、様々な屋台が並んだり、
国宝級の作品も登場する「屏風祭」が行われます。

「屏風祭」とはお店、個人所有問わず幅広い層の方が屏風などの
装飾品を宵山の期間中展示しているものを言います。

引用元:地球の歩き方

屏風の他には、着物や武具など伝統的な装飾品が並ぶ様は
まさに京の町に来たな、と実感できるでしょう。

その他の宵山期間の見ものとしては、
前祭宵山に八坂神社で行われる様々な伝統芸能の奉納です。

素戔嗚尊(すさのおのみこと)が主人公の神話を背景とした、
石見神楽などの舞や茶道など日本の伝統的な芸能が無料で見られるので、
大変おすすめのスポットです。

後祭の7月24日(日)には花傘巡行が行われます。

綺麗な花の乗った傘鉾や祇園囃子、祇園太鼓、鷺踊、獅子舞などが
八坂神社を出発し、市内を巡行します。

浴衣を着て参加してみませんか?

祇園祭全体の楽しみ方としては、
皆さん浴衣を着てこられる方が多いことです。

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期間中に浴衣の着付けサービス(有料)が行われていたりしますので、
着付けの自信が無い方にも安心して参加できるのが特徴です。

そして、祇園際に来たからには、笹を使って作られた
お守り粽(おまもりちまき)を買って、山鉾に上りましょう。

いくつか種類がありますが、どの山鉾にも厄除や開運などの
ご利益のある「粽」が用意されています。

日程に余裕のある方は、町の観光がてら各山鉾を
めぐってみるのも良いかもしれません。

まとめ

1ヶ月かけて様々な催しが見れる祇園祭は、
京都の伝統を余すところなく堪能するのに最適なお祭りと言えるでしょう。

祇園祭を楽しんだ後には、ぜひ京都の観光スポットを回ってみてください。

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