2017年2月3日(金)は「鬼は外〜福は内〜」
の節分ですが「恵方巻き」はちゃんと食べていますか?
意外と食べない人って多いんですよね。
そもそも何のために食べているのか分からないし、
食べなくてもいいや!なんて思っている人!もったいないですよ。
実は、恵方巻きって非常に縁起が良いものなんです。
この機会に、恵方巻きのすべて(方角・食べ方)
を知って節分に食べてみませんか?
美味しいし、縁起は良いし、良いことばかりですよ^^
2017年2月3日(金)の恵方巻きの方角は?
恵方とは、歳徳神(幸福や金運を司る神様)がいる方角。
しかし、この神様は毎年居場所を変えてしまうんです。
ということは・・・?
私たちが食べるときに向く方向も変わりますよね。
なので、2017年の恵方は・・・「北北西」!

2016年は「南南東」でしたので、2017年は「北北西」の方角を
向きながら恵方巻きを食べれば、あなたの願いがきっと叶いますよ。
恵方巻きに関する豆知識
恵方を気にするのは、恵方巻きを食べるときぐらいですが・・・
前から恵方というのはあり、恵方巻きを
食べるためだけにわざわざ作られたわけじゃないんです。
歳徳神様はその年の運勢を司る神様。
なので、昔から初詣はその年の恵方にある神社に行ったり、
新しいことを始めるときは恵方を向いたりすると上手くいくと言われています。
2016年、あなたの運勢がより上向きになるでしょう。
食べ方のルールとは?
恵方巻きの食べ方にいくつかのルールが・・・
ただ食べれば良いわけじゃないんです。
せっかく食べるならルールを守って、最大限のパワーを貰いたいですよね!
恵方巻きを食べる時のルールは3つ!
① 恵方を向いて食べる
恵方巻きを食べ始めたら、目線は恵方に。方角は「北北西」ですよ。
方角がわからない人はスマホアプリで「コンパス」
と入力すれば見つかりますので、ぜひ使ってみてくださいね。
もし時間が気になっても、テレビが気になっても
食べ終わるまで目線は逸らさないようにしましょう!
どうしても何かに気が散ってしまうなら、恵方を向いて目を閉じてみて。
② 喋らないで食べる
食べ始めたら私語厳禁!
話してしまうと「幸運や金運」が
逃げてしまうので、願い事は声に出さないように。

落ち着いて静かに、願い事をすると神様に想いが通じますよ。
しかし、家族が多い方は注意が必要です。
子供がいたりすると黙って食べるというのが本当に難しいんです!
必ず誰かしら笑い始めたり、いつまで?と話し始めたり。
子供には必ず食べる前にしっかりと説明しましょうね^^
③ 切らないで食べる
喋らないのもキツイのですが、これもまた恵方巻きは大きいのでキツイ。
包丁を入れてしまうと、幸運や金運を切ってしまうと
いうことになってしまうので、恵方巻きは基本丸かじりです!
どうしても大きいから無理という人や
子供には手作りで少し小さめの太巻きを作ると良いですよ。
そもそも恵方巻きって何?
恵方巻きって何か知っていますか?
節分が近づくとコンビニとかスーパーで
よく見かけるようになる、あの太巻き。
恵方巻きは江戸時代の末期頃、大阪の港町で
「太巻きを食べると商売繁盛する」と言われ始まり、これが発祥なんです。
そこでこれを利用し、大阪の海苔業者が「巻き寿司丸かぶり大会」
を開催したところ人気があり毎年恒例のイベントとして定着して行きました。
しかし、このときの名前はまだ「太巻き」。
(今でも関西では太巻きと言われていますが・・・)
なぜ恵方巻きと言われるようになったのでしょうか?
恵方の方角を向いて食べるながら願い事すると、
願いが叶うということから「恵方巻き」と言われるようになりました。
恵方とは?:その年の最も良いとされる方角の事を言います。
★ 恵方巻が広まった理由
この大阪だけで定着したローカルイベントが全国区に
広まったのは、コンビニのセブンイレブンが関係しているんです。
1989年頃、廃れ始めていたこのイベントに広島のセブンイレブンが
目をつけ「縁起の良い食べ物・恵方巻き」として売り出しました。
翌年には関西のセブンイレブンで売り出し、1995年にか全国区のセブンイレブンで
売り出したのがきっかけで、今では「みんなが知っている恵方巻き」になりました。
海苔業者の企業戦略によって始まった、
ローカルイベントをセブンイレブンが全国区に広げたんですね。
まとめ
恵方巻きには、色々な企業戦略が背景にあったんですね!
今では、普通に毎年の行事としてあるので、
昔からの習慣かと・・・意外と歴史は浅かった。
縁起が良い物は、時代が過ぎても色々な形で残っていますよね。
恵方巻きはたくさんのルールがあって
全部達成するには少しハードルが高いけど・・・。
これで良い年になるならお安いご用ですよね!
2017年は良い年にしたいのなら、しっかりと
恵方巻きルールを守って素敵な一年にしましょう!