読書感想文に書く本は選んだ、そして本もすべて読み終えた。

でも、どうやって書いたら良いの〜?

読書感想文って結構難しく考えてしまって、
書き方が分からなくなってしまいますよね!

私も小学生の時は本が嫌いで文章能力ゼロでしたからその気持ち
よ~~くわかります。

ということで、今回は小学生のあなたのために、
書き方から例文までわかりやすくお伝えします。
   

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読書感想文の書き方

それでは早速、読書感想文のコツお伝えしますね。

  • あらすじをダラダラと長く書かないこと。
  • 今の自分の衣・食・住と比べて、どう違う?
  • 感動した場所はどこだった?
  • 選んだ本から何を学んだ?

これらを意識しながら本を読むことから始めましょう!

本を読んだら、あとは書くだけ!

上手く書くコツは、構成分けして書くということ。

① 書き出し

まず動機を書きます。

どうして、あなたがその本を選んだのかを書きましょう。

② 大まかなあらすじ紹介

理由や本の大まかなあらすじ紹介をします。

しかし、あらすじ紹介の作文ではないのでは、かんたんにまとめましょう。

③ 気になった場面の紹介

ここは最も重要な部分です。

良いところでも悪いところでもいいので、あなたが
気になったところや印象に残っている場面などをいくつか書きましょう。

④ 深く考えたこと

本を読んであなたが最終的に何を感じたか、
何を深く考えたかを書きます。

あなたが学んだことを書くのも良いですね。

⑤ 結果(終わり)

結果、これを読んで良かったかどうかを書きましょう。

この文章構成にそって書くだけで、
伝わりやすくまとまりのある読書感想文になりますよ。

小学生向けの例文を大公開(チロヌップのきつね)

それでは、「チロヌップのきつね」
を題材に例文を書いてみたいと思います。

ぜひ、書くときに参考にしてみてください。

引用元:おせっかいなおばさんのおすすめ絵本

わかりやすく自分の思いを伝える

書き出しからはじまり、文の構成をわかりやすくする
ことで、この本から何を学んだのかが伝わりやすくなります。

① 書き出し

私は、「チロヌップのきつね」という本を読みました。

絵がかわいいだけではなく、チロヌップとは
なんだろうと興味を持ったので、読んでみたいと思いました。

② 大まかなあらすじ紹介

この本は、チロヌップといわれる
小さな島に住む、きつねの家族を描いた物語です。

③ 気になった場面の紹介

この本を読んで、いくつか印象に残っている場面があります。

一つ目は、子ぎつねを守ろうとおばあちゃんが兵隊さんにウソをつくところ。

ウソはいけないといわれているけど全部ダメという
ことではなくて、優しいウソと悪いウソがあると知りました。

二つ目は、家族を守るためにお父さんぎつねが自ら犠牲になったところ。

自分も兵隊さんに狙われているのに、「家族を守るため」に立ち
向かっていったお父さんぎつねはかっこいいし、深い愛情を感じました。

三つ目は、お母さんぎつねがお父さんぎつねが帰ってこないために、
自分のご飯よりも子ぎつねを優先して自分が食べるものを探して与えていたところ。

お母さんぎつねも悲しいはずなのに、お母さんぎつねは強いと思いました。

④ 深く考えたこと

このきつね家族は、みんな愛情を
持っていているからこそ強いのだろうと感じました。

「愛するというのは、命を懸けてでも守りたいと思うことだ」
と聞いたことがあります。

この言葉を思い出すような理想の
「家族愛」というものを感じました。

⑤ 結果(終わり)

このきつね家族のように優しく強い自分になりたいと思いました。
   

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読書感想文で注意すべきこと

それでは、次に注意すべき点をお伝えします!

① 自分の学年に似合った本選びをすること。

これを守らずに背伸びした本を読んでも、
上手く解釈出来ず良い読書感想文が完成しにくくなります。

良い読書感想文にするなら、必ずあなたにあったものを選ぶこと。

② 少しでも興味がある本を選ぶこと。

これは、必ずしも守った方が良いということではありません。

しかし、興味のない本を読みたいと思いますか?

読んでいるうちに飽きて別のことをやり始めたり、
内容が頭に入らなくなってしまう可能性があります。

こうなると読書感想文を書くことすら
嫌になってしまうので、注意した方が順調に事が進むでしょう。

やっぱり重要なのは「本選び」から!

読書感想文での本の選び方!小学生におすすめなものをご紹介

上手な読書感想文を書くポイントは
「本を楽しむこと」ですよ。

★ 原稿用紙の使い方について

本選びの次に重要なポイント・
注意しなくてはいけないことは「原稿用紙の使い方」

いくつかポイントを書いておきますね。

  • 題名を書くときは、「2・3文字」スペースを空けてから書くこと。
  • 名前を書くときは、下から1文字分空けてから書き、
    苗字と名前の間、学年と苗字の間もそれぞれ1文字ずつ空けること。

  • 本文の書き始めも、段落を作るときも1文字分空けること。
  • カギカッコなどを使ったセリフ場面を入れる場合は、改行すること。
  • 数字は必ず漢数字を使うこと。(一・二・三・四・五など)
  • 句読点「。、」などは、行の先頭には置かないこと。

これらを気をつければ、もう問題ありません。

まとめ

注意点さえ気をつければ、やり直しなんてこともありません。

素直に思ったことを文として表現すれば大丈夫です。

夏休みを存分に楽しむために、
宿題は早くに終わらせちゃいましょう!

ぜひ、読書感想文をやる時に参考してみてくださいね^^