妊婦の時期って「体重・食事面」何をとっても気を使いますよね?
特に食事の面で言えば・・・栄養についてです。
一般的にバランスが取れている有名な食物といえば「かぼちゃ」
実は、妊婦さんにとってかぼちゃは
取りずぎなければメリットしかない妊婦食なんです。
今回は、知られざるかぼちゃの栄養と効果についてお伝えします。
かぼちゃの気になる栄養素
かぼちゃは、7月~12月にかけてが最もおいしく、
代表的な緑黄色野菜でこんなにも栄養素がいっぱいなんです!
引用元:neboke-do
① ビタミン群や豊富な鉄分を含んでいます。
② 食物繊維が豊富で便秘の予防や改善につながります。
③ βカロチンを多く含んでいます。
摂取すると体内でレチノール(ビタミンA)に変化します。
100gあたりのベータカロテンの含有量は4000μg
βカロチンの働きとしては...
- 活性酵素を押さえ、動脈硬化や心筋梗塞を引き起こすのを防ぎます。
- 皮膚や粘膜の細胞を正常に保ち、髪の脱毛を防ぐと言われています。
- 免疫力を高め、風邪などを引きにくくする
働きがありがんの予防に効果があると言われています。 - 目の神経伝達物質となり、ドライアイ・視力低下を防ぎます。
④ カリウムをたくさん含みます。
塩分を排出する働きをすることで、
高血圧を抑えさらには、むくみ解消にも効果があります。
⑤ アンチエイジング効果
特に西洋かぼちゃには、抗酸化ビタミンである
ビタミンC、ビタミンE、そしてβカロテンが多く含まれています。
かぼちゃが妊婦に与える効果とは?
ウリ科の野菜であるかぼちゃは、何となく栄養価が高いというのは
知られていますが、では一体どのような事が優れているのでしょうか?
かぼちゃを食べることで、得られる効果についてお伝えします。
① 抜け毛対策にも効果的
妊娠中は、栄養不足とストレスで毛が抜けやすくなります。
引用元:healthil
つわりで食事が取れなかったり、イライラや不安になりやすかったり。
栄養バランスの良い食事を取ることが大事なのですが、
その中でも、βカロテンを含むかぼちゃは積極的に食べたい野菜です。
どうしてもつわりが酷く食べれない場合は、
サプリメントで補給することで同じような効果を得ることができます。
② 流産の予防に効果あり
妊婦初期にとって最も大事なのは、
ビタミンEが多く含まれた食材を取り入れることです。
その代表的な食べ物が「かぼちゃ」
かぼちゃにはビタミンEが多く含まれており、
血流の改善や女性ホルモンの分泌を促進させる働きを持っています。
ですが、流産予防にいいからといって食べすぎには注意しましょう!
③ ビタミンAの過剰摂取を防ぐ
さきほどβカロチンは体内でビタミンAに変化すると
言いましたが、このビタミンAは過剰摂取すると有害なのです。
妊娠初期でのビタミンAの過剰摂取は、
母体の子供に悪影響(奇形など)を及ぼすということがありました。
しかし、かぼちゃなら自動的に必要量だけを
ビタミンAに変えるので、過剰摂取などの心配は必要ありません。
④ 赤血球を多く作り出すことができる
かぼちゃには、葉酸が100gあたり79μg含まれております。
葉酸とは、ビタミンB郡の一種で、血液の主成分である
赤血球作り出すことができるんです。
葉酸が不足することで、悪性貧血や神経症状が
みられることがありますので、積極的に取る必要があるわけです。
その結果、赤ちゃんの神経管欠損症(NTD)や先天性奇形など
のリスクを回避することができるので、葉酸は妊娠初期には必須の食べ物になります。
もし葉酸を多く取りすぎた場合でも、葉酸は水溶性のビタミンですので
必要以上の栄養は尿として排出されますので心配することはありません。
まとめ
オレンジ色が鮮やかなかぼちゃって、見た目も食欲をそそりますよね~
その上、こんなに良い効果があると知ったら、毎日でも食べたい。
妊婦さんは、どうしても体調の波がありますから、
好調な時にたくさん作っておきましょう。
少しずつ食べれば、体調管理&美容にも良いですからね♪