母の日に子供から貰ったカーネーションの切り花、
長持ちさせたいですよね。
切り花って花束にしたり、生けたりすると、
とても美しいですが寿命が短いのが残念なところ。
でも、安心してください!
今回ご紹介する方法を試せば、すぐに枯れることは無くなります。
カーネーションを長持ちさせるやり方やお手入れ方法って意外と簡単なんですよ!
切り花の寿命ってどれくらい?
切り花の寿命というのは、花の種類によっても結構変わってくるのですが、
最も関係してくるのが「気温」
切り花の基本寿命・・・10日前後。
しかし、これが暑い時と寒い時とでは寿命が大きく変わるんです。
- 暑い時期・・・寿命は短くなる
- 寒い時期・・・寿命は長くなる
月別・切り花の寿命
- 4〜5月
- およそ7日〜10日
- 6〜9月
- およそ4日〜5日
- 10〜11月
- およそ7日〜10日
- 12〜3月
- およそ10日〜14日
これが一般的にいう花の寿命になっています。
寿命は育ってきた環境によっても違うので、
一概に何日とは言えませんが・・・
カーネーションの切り花は母の日が春の季節になるので、
寿命は10日ほどになりますね!
保存状態の良いお花は少し長くなりますし、あまり良くない場合は
すぐに枯れてしまう場合もあるので注意してください!
ポイントは、その中でもいかに長く楽しむかですよ。
切り花を長持ちさせる方法
切り花を長持ちさせるポイント
- 呼吸が出来るようにさせてあげる
- 水がしっかり吸える状態をつくる
- 栄養補給が出来るようにすること
- 花としての役目を長くさせること
- 病気にさせないよう注意する
それらを一気に解決できる方法をいくつか紹介しますね。
① 抗菌作用を利用する(洗剤・漂白剤・お酢・10円玉)
これは水に入れるだけで、水の中のバクテリアなどを除菌できること。
洗剤や漂白剤、お酢は入れ過ぎると逆に花を枯らしてしまう危険性があります。
大きな花瓶でも、多くて1滴で十分。
逆に、10円玉は銅に含まれる「抗菌作用」を利用するのですが、
1枚ではまず足りません。
何枚も入れなくては効果を発揮してくれませんが、
硬いものをいれるので花瓶が傷付いてしまう可能性があるので注意!
② 栄養補給(砂糖)
砂糖には、花の栄養の元になる成分が含まれています。
とはいっても、砂糖なので細菌が増えやすくなってしまうのが欠点・・・。
入れるなら抗菌作用のあるものと一緒に入れるのがオススメ!
③ 抗菌作用・栄養補給ができる(サイダー・延命剤)
延命剤とは、お花に栄養を与え水の中などの除菌をしてくれる万能なもの。
よくガーデニングコーナーなどで売っていますね!
また、サイダーには抗菌作用と栄養の成分が入ってるのですが、
炭酸が強すぎるものは避けること。
ポイントとしては、ほどよく気の抜けたサイダーを入れることです。
切り花をもっと長く楽しむための方法
切り花を長く楽しむための基本としては、一日に一回水の交換をしてあげることで、
水の中のバクテリアなどによる枯れを防ぐことができます。
では、具体的な方法を見ていきましょう!
① 無駄な葉やつぼみは取る
切り花には根がないため、本来必要な水の量を吸うことが出来ません。
そのため、葉が多く付いているだけで吸う水よりも出てしまう
水の方が多くなってしまい、肝心な花に水が行き渡らなくなってしまいます。
出てしまう水よりも吸う水の方を多くするのがポイント!
② 花粉を取る
花の役目、それは子孫を残すこと、
つまり「めしべに花粉がつくこと」それが出来れば役目は終わります。
もちろん役目が終わればあとは枯れるだけ。
そのため、もしめしべに花粉が付いているのが分かったら、
すぐに取ってみてください。
③ 枯れた花はすぐに取る
枯れた花や葉をそのままにしておくと、
老化を促す成分が増加してしまうんです。
そのため、種に早く栄養を補給させようとして
若い葉まで枯らしてしまいます。
一部でも枯れたらすぐにその葉を取り除き、
若い葉に新たな栄養を摂らせてあげましょう。
まとめ
花束や一輪挿しのカーネーションは、
少しの手間を加えるだけで長持ちするんですよ!
子供からのプレゼントはどんな物でも大切にとっておきたいものです。
ぜひ今回、ご紹介した方法を参考に
少しでも長くカーネーションを楽しんでくださいね^^