暑い日差しの中、子どもたちが一生懸命練習を重ねて迎える「運動会」
がんばっているわが子ををたくさんビデオに収めたいですよね。
この日ばかりは、子供の専属カメラマンとして
重大任務をパパが担うことも多いと思います。
今の子供たちは小さいころの思い出がすべて動画で残るのは、
うらやましいです。私の小さい頃は、写真がほとんどでしたからね。
私の姪っ子は、小学校3年生と1年生になるのですが、撮影慣れ
しているのか?運動会の競技よりも親が自分を撮影している
ことに意識が向いて競技に集中できていないのが困った問題!
そんな中、撮り直しがきかない運動会だけに、
変な緊張から私の兄がやらかした痛恨の「録画ボタンの押し忘れ!」
この録画ボタンの押し忘れは、運動会でのビデオ撮影の失敗談あるあるなんですよ。
そう言った不安を抱えるお父さんのために、ちょっとした
テクニックでビデオ撮影がうまくいく3つのコツをお伝えします。
ビデオ撮影テクニック ① 事前にプログラムを確認
運動会当日は忙しいですから、事前に学校から
配られるプログラムで、子どもの出番や立ち位置を確かめておきましょう!
これを知ってるか知らないかで、ビデオ撮影の成功と失敗が決まってしまいますよ。
では、具体的にどのようなポイントを確認しておけばよいのか見ていきましょう!
確認するポイント
- 出場競技はなにか?
- 何番目に走るのか?
- スタートとゴール地点はどこなのか?
- 演技の場合は、どの位置で踊るのか?
では、なぜこれらのポイントを事前に知っておく必要があるのかというと、
それはわが子の活躍しているシーンを逃さず撮影するためなんです。
実は、先ほど紹介したポイントを知らずして撮影に臨むと
残念な結果が起きてしまうのですがその事例を見てみましょう。
- わが子だと思っていたら実は、違う子だった
- 撮影場所が混雑していて、うまく撮ることができなかった
- 無駄なものを撮影しすぎて、バッテリーが切れてしまった
実際に起こった失敗談を紹介しましたが、これらを知っておけば、
心にもゆとりができます。あとは、当日の「撮影ポイント」をおさえるだけです。
ビデオ撮影テクニック ② ズームはなるべく使わない
かけっこなど一瞬で終わってしまう競技で、わが子の姿を
ねらいすぎると、枠からはみ出してしまう危険性があります。
あわててカメラをむけてみたら、すでにゴールしていた、
しかも何着だったか分からない……なんてことになりかねません。
子供の大切な思い出を自分のミスで台無しにしたら、あとでママから
何を言われるのかわかりません。そうならないためにも
プロが教える簡単テクニックを動画にて学んでおきましょう!
撮影ポイントに注意
ズームでの失敗をなくすためには、ゴール付近の位置から小さい姿の
まま撮り、近づいてくる子どもをそのまま撮り続けるのがいいです。
カメラの中で次第に大きくなり、最後にゴールに
飛び込む我が子に、感動もひとしおのはずです。
一方で、比較的同じ場所で披露する演目などでは、全体風景を取ったり、
我が子の表情をアップで取ったりと、工夫して撮影ができそうですね。
三脚ではなく1脚を使う
実は、ズームを使いすぎると困ることがあります。それは、子どもの姿を
追いかけるあまり、カメラを動かしてしまい、手ブレがひどくなることです。
再生して見る時に酔ったようになっていて、そのまま二度と見なくなって
しまうなんてことも。動き回って撮影しなくてもいい時は、
三脚ではなく1脚を利用しましょう。手ブレも手の疲労も防げます。
ただし、生徒数が多い学校では、場所の確保がむずかしいため、三脚の持ち込み
自体を禁止しているところもありますので、事前に確認しておくと安心ですね ^^
ビデオ撮影テクニック ③ 競技以外の撮影もしっかり
運動会全体の雰囲気を残すためには、
競技だけではなくそれ以外の様子もビデオに収めましょう。
動かないものを撮ることで、撮影シーンに区切りをつけることができるので、
ビデオを見ている方もその場の雰囲気を味わうことができます。
競技以外の撮影ポイント
- 当日の朝、子どもが緊張して早起きしてきた様子、
着替えをして朝食を取る様子、家を出て行く様子、
運動会への意気込みなどのコメント - 入場門や得点表、空にはためく旗など、運動会の雰囲気を伝えるもの
- お弁当中の家族の様子
- 運動会後の子どもの感想、家路につく姿
★ よりリアル感を出すための全体の構成についての動画
ストーリーを感じさせるビデオ撮影は、後に再生したときに、その時に見た
ことだけでなく、感じたことまでもが思いだされること、まちがいなしです。
まとめ
運動会撮影を成功させるポイントとは?!
事前準備をしっかりとし、わが子ばかりを追いすぎないことです。
ありのままの姿を取ればいいと思えば、撮影ばかりに夢中にならず、
肉眼で子どもを応援することもできます。
子どもにとっては、お父さんや
お母さんが自分を見てくれていることが一番です。
最後に一つ、バッテリーの充電を満タンにすることを忘れずに!
昔からですが、もっとも多い失敗がカメラの充電切れだそうですヨ ^ ^