特に女性は、冷え性が多く足が冷えて
なかなか寝つけないとお悩みの方が非常に多いですよね。

「靴下を履いて寝ると体によくない」
とは言われるけど、ホントのところどうなの?

では、実際のところ靴下を履いて寝ると
体温は下がって体に悪いのでしょうか?

今回は、靴下を履くことで体がどう変化するのか、
足と体を温める正しい履き方を詳しくお伝えします。
   

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靴下を履いて寝ると体によくない3つの理由

「靴下を履いてはいけない」という考え方には、いくつか根拠があります。

それぞれ詳しく解説しますので、一緒に見ていきましょう!

① 靴下の圧迫により血行不良になる

靴下にはゴムがついていますね。

その部分が足の血管をしめつけて、
血流を悪くするのでNGといわれています。

また、足がむくんだりだるくなったりする
原因は主にリンパの循環の悪さから起こります。

ひどくなると、「リンパ浮腫」といういう
左右の足の大きさの違いが出るほどにむくむことがあります。

引用元:愛知国際病院

リンパ管は靴下のゴムほどの弱い力で、
簡単につぶれてしまうので寝るときの靴下はよくありません。

② 体質改善できない

体は外から温められると、自分の力では温めようとしなくなります。

最も効果的な方法は、自力で
体温を上げれるようになるのが理想ですね。

体温を効果的に上げる方法!1℃上がれば免疫力が5倍に!

やはり靴下を履いても、一時しのぎで、
体のためにはならないと考えられています。

でも、「どうしても足が冷たくて眠れない!」
という人は、敷布団の上に敷く電気カーペットを使ってみてください。

私はこれを使うようになって、
ぐっすり寝れるようになりました。

敷布団用のカーペットだと、特に足の部分に多く
電気コイルが敷かれているため非常に暖かく快適です。

③ 汗をかいてよけいに冷える(気化熱)

靴下をはくと汗をかきやすくなります。

人が一晩でかく汗の量は、約200mlといわれています。

その汗が靴下内にとどまったままだと、
靴下自体が足の体温をうばってしまうことになります。

「気化熱」によって足の先が冷える
ことで、体温が下がることになります。

引用元:大作商事

液体が蒸発する時に、
周りから熱を奪うことで温度が下がります。

★ ほかに考えられる新たな原因とは?

何をやっても足が冷えるという方は、
骨格の異常が考えられる場合があります。

骨格のゆがみによって血管やリンパ管は圧迫を受けます。

その結果、むくみや血行障害が起きやすくなります。

私がおススメする治療はオステオパシーという整体になります。

これは冷え性の私がこれを受けることで、
改善されたので非常に効果的だと思います。

安眠を妨害しない靴下とは?

これから紹介するような靴下なら、安心です。

ぜひ参考にしてみてください。

① 圧迫感のない靴下

冷え性の方は、もともと血行が悪く、
体の末端にまでよく血がめぐらないことで、足が冷えます。

普通の靴下は、下に下がらないように、
ゴムで足首や太ももを止めていますね。

それが足の血管を圧迫して良くないのです。

なので、ゆるゆるの靴下なら、
血流に悪い影響を与えないので、履いても大丈夫です。

引用元:ヘンプショップの弥栄の通販 HempShop

モコモコのルームソックスや遠赤外線効果のある
靴下なら、より足を冷やさずに温めることができます。

② 吸湿性&放出性のある靴下

綿素材の靴下だと、汗を吸いとっても
なかなか放出しないので、ムレて不快に感じます。

靴下の中が湿ったままだと、
足の体温を奪い外に逃がしてしまいます。

そういったことを懸念して親は
「履かない方がいい」と言っていたのかもしれませんね。

汗を逃がしてくれる靴下を選べば、そういった問題はクリアできます。

おすすめの靴下の種類は?

では、先ほど紹介したものを
ふまえて、自分に合った靴下を選んでみましょう。

夜寝る時におすすめな靴下

① シルクの靴下

シルクは吸湿性にすぐれている上、汗がすぐに乾きます。

また、毒素を排出する
素材でもあるので、「デトックス効果」もあります。

その上に綿素材の靴下を重ね履きすると、
毒素を吸収してくれるでおすすめ。

最後にウール素材の靴下を履くと、締め付けがない上より暖かです。

② レッグウォーマー

締め付けが弱く、足首からふくらはぎ・
太ももまでおおって温めてくれます。

素材もシルクでできているので、おススメです。

③ 寝る時専用の靴下

保温性と吸湿性にすぐれ、ムレないのに
ぽかぽかになるように工夫されているものが多いです。

お困りの方は一度試してみるのもいいですね。

ご自分に合う靴下はあったでしょうか?

あれこれ考えるより実際に履いて試して見るのが一番ですね ^^

まとめ

地域性もありますが、
「靴下を履いて寝ると親の死に目に会えない」という迷信があります。

夜、靴下を履かない方がいいと子どもに教える意味合いもあります。

亡くなった方が足袋を履くので、
縁起の意味でもやめた方がいいということもあるようです。

履かない理由にも納得ですが、冷えてどうしても
寝付けない方に「履くな!」というのは酷な話です。

迷信はあくまでも迷信ですし、
正しい履き方をすれば安眠を手に入れることができるのです。

正しい知識を身につけて、自分に合った靴下や履き方を見つけたいですね。

注意しなくてはいけないのは、
靴下を履いて足が温まるのは、その場だけということ。

体質改善にはなりませんので、「冷え性を直したい!」
という方は、まずその原因を見つけることが大事です。

そして、体を温める食事を心がける、股関節のストレッチをする、
足首の運動をするなどして、いつかは靴下いらずの体を手に入れたいものですね!