子供が持続できる集中力ってどれくらいかわかりますか?

小学校低学年の場合だと、約15分程度
高学年になると約30分程度と徐々に時間が長くなってきます。

しかし、その短い時間の中で、子供の勉強効率を上げるには
集中力を高めるトレーニングをすることが非常に大事になってきます。

今回は、我が家でも実践している子どもの集中力を高める
トレーニング方法で、特に効果が高かったものをご紹介します。
   

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子供の集中力を高めるトレーニング方法!

最近は、学校でおとなしく座っていられない子が増えましたね~。

先生もあきらめているのか、なかば放置状態(汗)

では、どのような方法で集中力を高めれば良いのでしょうか?

実際に効果のあったものをご紹介します。

十分な睡眠時間を取る。(成長ホルモンと脳の関係)

6歳~12歳では一日10~11時間の睡眠が必要だと言われています。

しかも、ゴールデンタイムと言われる
22時~2時の間に最も成長ホルモンが分泌されます。

引用元:スクスクのっぽくん

成長ホルモンは、子供にとって脳の成長や身長を伸ばす働きが
あるので、このゴールデンタイムに就寝することが効果的と言えます。

最近では、大人の生活にあわせてつい夜型に
なりがちですが、そうすると朝スッキリと起きられません。

寝不足の状態が続くと、体の成長を妨げますし、
「集中力・記憶力・感情」の制御にも悪影響を与えます。

我が家は21時に就寝、6時半起床を心掛けています。

それでもスッキリとは起きてきませんが、
朝食を食べるうちに元気になってきます。

そう、朝食を取ることも大事なんです。

朝食をしっかり食べる(ブドウ糖の摂取)

脳のエネルギーは「ブドウ糖」から作られます。

起床後の子どもは、体温も低く、まさにエネルギー不足の状態。

ご飯やパン、芋などデンプン質や糖分を取りましょう。

また、フルーツの糖分は、
すぐに脳に吸収されるため集中力アップに効果的です。

娘も朝はテンションが低く、体が動きません。

なので、はちみつをたっぷり塗ったパン、ウィンナーなどの肉類、
緑黄色野菜、そしてきな粉・黒ゴマ・フルーツ入りのヨーグルトを出しています。

食べ終わる頃には、目がパッチリひらき、滑舌も良くなっています。

★ 裏技的な方法!(脳の活性化と疲労回復)

また、時間がないなどして朝食が取れない場合は、
ブトウ糖が豊富に含まれた「ラムネ菓子」を食べることで脳が活性化されます。

引用元:ラムネ菓子日和

勉強などで酷使した脳は、当然のごとくブドウ糖が減少します。

その際、ラムネ菓子を食べることで、脳の疲労や活性化に有効です。

勉強時間と休息時間にメリハリをつける

始めに小学校低学年の集中力の持続時間は
約15分程度ということをお話ししました。

だけど、それでは宿題が最後まで終わらない、ということもありますよね。

その場合、「終わったら遊びに行ってもいいよ~」とか
「ゲームを30分してもいいよ♪」と言ってあげましょう。

言葉は悪いですが、「目の前にエサをチラつかせる」
ことで、集中力をもう少し持続させてあげるのです。

このトレーニングを繰り返すことで、
うちの子は次第に集中力を持続させることができました。

楽しいことのためなら集中力を
発揮できるのは、大人も子供も一緒ですよね。
   

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その他のトレーニング方法

他にも、私の感じた「集中力を発揮させるのに良いこと」をお伝えします。

ぜひ、試してみてくださいね。

毎日少しずつ勉強する

外遊びが大好きな我が子。以前は宿題をこなすのがやっとで、
通信教育のドリルに取りかかるのは週末のみ。

月末までに一冊終わらないということもありました。

ある時、教材の一つに「勉強お助けマシーン」なるものがついていたのです。

設定をすると、「勉強の時間だよ~」と教えてくれます。

時間通りに勉強すると、コインがたまり、ゲームなどができるらしいです。

娘はそれに大はまり。学校に行く前に必ず1ページ終わらせるようになりました。

毎月余裕タップリにテストを提出しています。

「良い習慣だなあ~」と、ほほえましく見ています。

親が見つけてやらせてあげる

知り合いで、授業中は落ち着きがないけど、
絵を書くときにスゴイ集中力を発揮する男の子がいます。

みんなに「上手!」「天才!」と誉められて自信になっている様子。

お母さんに聞くと、絵を描くことで集中力を維持する
時間を長く作り、それが他の分野にまで及んでいるようだとのことです。

子供の興味を持つこと・得意なことを親が存分に
やらせてあげるのも、子供に集中力をつける手助けになります。

まとめ

集中力を高めるトレーニングというと、難しそうなイメージですが、要は、
子供の成長にとってプラスになる生活習慣を身につけさせるということですね。

「子どもの落ち着きがない」「イライラしがちで集中力がない」
という場合には、家族全体で生活習慣を見直してみるといいかもしれません。

そう、親である私たち自身のことをふりかえるチャンスかもしれないのです!!

子供と遊んでいますか?子供にいろいろな経験を
させていますか?テレビをつけっぱなしにしていませんか?

子どもの集中力アップのために、親ができることってたくさんありそうですね ^ ^