毎年、12月から2月頃にかけてが最も流行する「インフルエンザ」
普段からマスクをして風邪や
インフルエンザの予防対策をしている人をたくさん見かけます。
特に、小さなお子さんがいるご家庭は、この時期は心配ですよね。
今回は、インフルエンザ予防に、
湿度と温度は関係するのか詳しく調べてみました。
インフルエンザウイルスが活発に動く湿度と温度
どんなウィルスにも活発に動きやすい温度と湿度があります。
インフルエンザウィルスは、乾燥を好むので寒い季節にただ温風のヒーター
だけで、部屋を温めてしまうと元気いっぱいに活動する条件を作ってしまうんです。
重要になってくる湿度と温度の関係
引用元:ハイブリッドeハウス
気温21~24度の範囲で湿度20%の生存率は60%、
湿度50%の場合、10時間後にはほぼ全滅する結果が出ています。
ところが室温を7度、湿度25%の生存率は60%超、
湿度を50%にすると今度は40%という生存率数字の結果です。
低温の室内でインフルエンザウィルスは、
湿度が上がっても相応の率で生き残っていることが分かります。
ある程度まで気温を上げないと予防の効果を十分に得られないことから、
インフルエンザ対策は温度と湿度の関係を注意しなければなりません。
予防するための適切な湿度と温度調整
冬の室内は22度程度の気温と、湿度は60%位に
維持して過ごせるように部屋の状態を管理しましょう。
出来れば40%以下にならないように
キープするのが、インフルエンザの予防には望ましいです。
実際に40%以下の湿度になると、
肌に乾燥を感じ始めますので喉の乾燥にも注意信号になります。
部屋にバスタオルをかける
我が家には加湿器が無い!
という方も居らっしゃると思いますが、無理に加湿器が無くても
湿度を上げることは簡単に出来ますので是非実行しましょう。
夏場の洗濯物の部屋干しは余計にジメッとしたり、嫌な匂いが出ることもありますが、
冬の湿度対策には部屋の中に湿らせたものを置いておくのが効果を示してくれます。
ただ、洗濯物を常に干しておくのは邪魔に
なってしまう事も多いですし、いつもそのままというわけにはいきませんよね。
室内の乾燥対策に部屋の中に
常に置いて置くのに便利なのは「バスタオル」です。
引用元:iemo
部屋の広さに合わせて、枚数を用意すると良いでしょう。
乾き具合を確認して時間おきに
濡らしておくよう忘れないようにしてくださいね。
湿度60%を越えると今度は結露してカビの発生の素になりますので、
結露が発生しない範囲で快適に過ごせる環境を維持しましょう。
適した温度はカビの発生にも関わってくることですから、
アレルギーなどインフルエンザ以外の予防にも関係してきます。
マスクの効果
一番お手軽なマスクは、顔との間にどうしても隙間が出来るので、
インフルエンザウィルスを完全にシャットアウトするのは難しいです。
ですが、喉の湿度を維持するのに非常に役立ちます。
温度の面でも冷たい空気に喉と鼻をさらさずに済みますよね。
インフルエンザが活動しやすい状態の乾燥を
作らない為にも、外出する時のマスクは欠かせないアイテムです。
例えば、インフルエンザ感染者が咳やくしゃみをした場合
- 咳をした時に出るウイルスは約10万個で2~3mまで飛散。
- くしゃみをした時に出るウイルスは100万個で3~5mまで飛散。
思っていた以上に、咳やくしゃみで
たくさんのウイルスが飛散することがわかります。
インフルエンザに感染してしまった場合も、咳やくしゃみで
インフルエンザウィルスを外に拡散させないようにマスクをしておきましょう。
予防にも感染してしまった時にもマスクは活用するべき道具なんですよ。
インフルエンザを予防するアイテム
インフルエンザを予防するにも、体感の
温度と湿度だけでは部屋の正確な状況を知るのは難しいものです。
効果的な対策を行うには、湿度計や温度計があるのが一番です!
温度と湿度を表示してくれる温度計もありますが、
インフルエンザ予防に欠かせない警報付きの温度計もあります。
クレセル温度計
温度・湿度を同時に目で確認できる便利な温度計です。
冬はインフルエンザ、夏は熱中症になりやすい状況を
ブザーと表情のアイコンで教えてくれるすぐれもの!
壁に設置するのも、マグネットで貼るのも、テーブルに
置くのも自由な小型タイプで生活の形態に合わせた使い方ができます。
クレセル CRECER 温度計 湿度計 デジタル インフルエンザ 熱中症 対策 …
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まとめ
インフルエンザの予防には、
温度と湿度の関係をよく知っておく必要があります。
長く過ごす室内を、インフルエンザウィルス
が生存しにくい環境を作るのが一番です。
身体を暖めてうがいと手洗い、マスク、温度と
湿度調整でインフルエンザを寄せ付けない生活を送りましょう!