毎年11月頃になるとテレビでインフルエンザの話題が・・・。
実は私、インフルエンザの予防接種を成人になってから一度も打った
ことがないし、しかも、インフルエンザに罹ったことがないんです。
自慢じゃないけどこれってすごくないですか?
私が思うに案外病気って思い込みでどうにでもなるって思うんです。
でも、インフルエンザに感染しないための対策はしっかりやってますよ。
私は独り身なので、家で誰かにウイルスをうつすことはないので大丈夫
ですが、反対に家族が多いと集団感染も気になるところですね。
そこで私が疑問に思った問題、
インフルエンザはお風呂でうつるのかうつらないのか?
今回は、入浴の際に注意すべき3つのポイントについて詳しく調べてみました。
インフルエンザはお風呂でうつるの?
一般的なインフルエンザウイルスの認識だと、高温多湿だと
ウイルスが死滅するのでお風呂場は大丈夫と安易な考えを持つ人がいます。
しかし、「脱衣場」はどうでしょうか?
咳やくしゃみなどをすれば、当然ウイルスが周りに飛び散ります。
インフルエンザウイルスの落とし穴
図を見てわかるように湿度35%以下の場合、一日以上たっても
インフルエンザウイルスは死滅していないということが分かります。
脱衣場では、インフルエンザウイルスは死滅しないということですね。
インフルエンザ感染の可能性は、高湿度でも低温の場合は十分に感染する可能性は
ありますので、予防の為の対策をしてお子さんをお風呂に入れるようにしましょう。
小さいお子さんが入る場合は、
親御さんが道具の使い方など注意をして下さいね。
特に、元気な兄弟姉妹とインフルエンザにかかった子が一緒に
お風呂に入るのは、インフルエンザがうつる可能性を上げてしまいます。
なぜなら、インフルエンザの感染経路は、「飛沫感染・空気感染・接触感染」
なのでお風呂場(脱衣場)などの狭い空間は特に注意が必要です。
一つのインフルエンザウイルスが体内に入ると、
24時間ほどで100万個に増えるなど爆発的な増殖能力を持っています。
お風呂の入浴の際に注意すべき3つのポイント!
インフルエンザ感染時にお風呂へ入るには注意したいポイントがあります。
では、どのようなことに注意しながら入れば良いのでしょうか?
注意すべき3つのポイントについて解説します。
① お風呂に入るタイミングっていつ?
まずは、本人の体調が落ち着いていることが大前提です。
どんなにお風呂に入りたくても、
高熱が出ている時の入浴は倒れてしまう事も考えられます。
37度5分程度に下がり体調が安定してから入浴させるようにしてください。
インフルエンザの発症から日が短くても、
熱が低く落ち着いている時には入浴しても大丈夫です。
お風呂で身体を洗って皮膚の清潔を保つのは、
肌の状態の悪化を防いで汗の出を促します。
汗を出すのは、体温を下げるのに大切な要素です。
お風呂から上がったら麦茶などで、水分の補給をし身体を
温めてゆっくり休むのがインフルエンザからの回復の近道になります。
万全の体調ではありませんので、お湯はぬるめの38度ぐらい
にして、40度を越える熱いお風呂は避けましょう。
② 入浴する順番
なるべくインフルエンザがうつることを防ぐためには、
お風呂のタオルや洗面器など道具と室内の空間の共有を避けます。
また、感染した人が最後に入るのが望ましいです。
尚、お子さんが小さい時は、
特にお風呂場の玩具の扱いにも注意して下さい。
③ バスタオルなどのバス用品の共有は?
ウィルスの感染は、日用品の使い回しでも起こりえます。
お風呂の中でも親子で一緒に入る人は別々のタオルを持っていても、
親御さんのタオルでお子さんの身体を拭いたりすることはないでしょうか?
インフルエンザウィルスは、熱の症状が回復してもまだ身体に残っている
ことがありますので、同じ道具の使い回しはうつる可能性を高めてしまいます。
お風呂場の玩具など小さいお子さんの場合は、
口を手を触ったり目をこすったりする動作にも注意を払ってください。
入浴後は、お風呂場を換気しながら掃除するように
心がけ、感染者が使ったタオルはすぐに洗濯をしましょう。
★ 感染を未然に防ぐにはアルコール消毒が一番
道具からのインフルエンザ感染が気になるときには、
消毒用のアルコールを使って殺菌が出来ます。
兄弟姉妹にうつるのを防ぐために、用意しておくと安心ですね。
効果的なアルコールの濃度は70%の濃度です。
原液のままではすぐに乾燥してしまうので、
薄めてスプレーボトルに入れるようにしましょう。
また、石鹸で丁寧に洗うだけでも、
インフルエンザウィルスに対しては十分な効果が見込めます。
どちらにしても道具の共有は避けるべきなので、タオルは別々に使ってください。
まとめ
お風呂から出た後に身体を冷やしてしまうのも、
病状には大敵なのですぐに温かい服装で休ませるようにしましょう。
感染した側も元気な側もマスクは欠かせません。
さっぱりして気分が良くなることもあるでしょうが、
小さい子はすぐに走り回りがち。
病気の間はちゃんと休むようにするのを覚えてもらいましょう。
湯上がり後、それ以外の部屋の中での過ごし方も気をつけて
家族への感染、本人の病気からの回復を早く出来るようにしてくださいね。