6月の梅雨入りを境に徐々に増えてくる「熱中症」

熱中症は日差しが強いときだけ注意する人が多いですが、
実は湿度が高い時にも注意が必要です。

もし、熱中症の症状が出たときの一番の対策は
熱中症になる前に水分補給をすることです。

では、どんな飲料水をどのタイミングで飲むのが最も効果的なのでしょうか?
   

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熱中症対策におすすめの飲料水

熱中症の時は水分と一緒に塩分(ナトリウム)も抜けているので、
同時に補給できるものが良いです。

最近では熱中症対策用ドリンクも売られています。

① ポカリスエット(大塚製薬)

体調不良時の栄養補給に使われる点滴と同じ成分を、
飲みやすく改良したポカリスエット。

ポカリスエット 500ml×24本

ポカリスエット 500ml×24本
価格:2,916円(税込、送料別)

熱中症対策用飲料としては超メジャーですが、
糖分が500mlに33.5gも含まれているので飲みすぎには注意が必要です。

カロリーが気になる人は、電解質濃度がほぼ同等の
『ポカリスエット イオンウォーター』をおすすめします。

② 経口補水液 OS-1(大塚製薬)

近年の真夏日、猛暑日続きで一気に注目されるようになった「OS-1」

塩分濃度がかなり高いので、脱水症状時に飲むのがおすすめ。

熱中症予防のつもりで普段から飲んでいると、
塩分の過剰摂取になってしまう可能性がありますので、注意してください。

③ 塩JOYサポート(ポッカサッポロ)

運動時のように糖分浸透圧が低下している状態でも水分補給がされやすい、
ハイポトニック飲料として作られている塩JOYサポート。

塩分濃度は0.2%でカロリーゼロ、ペットボトルタイプは
凍結可能ボトルになっているので、夏の外出時におすすめです。

熱中症対策として、いつ飲むべきか

喉が渇いたと感じているときは、すでに身体が脱水状態になっています。

次にあげる動作・行動の時には、特に意識的に水分を摂りましょう。

  • 起床時、就寝前

    就寝中に約コップ1杯の汗をかいているといわれています。

    起きたらすぐに、寝る前に、水分補給をしておきましょう。

  • 出勤前、到着後

    通勤中、特にラッシュ時は水分補給が難しいです。

    また、混み合った電車やバスの中では、汗をかきやすいので、
    前後で水分補給しておきましょう。外出する時も同様です。

  • 入浴前後

    風呂に入るときはもちろん、シャワーだけでも汗をかきます。

    浴室内は湿度が高く、発汗やのどの渇きがわかりづらいので、
    注意してください。

   

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飲みかけのペットボトルは要注意

「自分しか飲んでないし、ふたを閉めていたから大丈夫」
と飲みかけのペットボトルを飲む人は多いと思いますが、
大抵の人はペットボトルに直に口をつけて飲みます。

人間の口には無数の菌が生息していて、
ボトルに口をつけて飲んだ時に、その菌がボトルの中に移動します。

ある調査によると、24時間後に口を付けて飲んだボトル内の菌を測ると、
約2,000万個にも増殖している結果が出ています。

水分と養分がふんだんにあるペットボトルの中は、菌にとって絶好の繁殖場所。

長く放置すればするほど、菌だらけになっています。

少なくとも、数時間以上放置してしまった場合は処分したほうが安全ですね。

まとめ

汗をかく前は水やお茶、汗をかいたらナトリウムなどが適度に入った
スポーツドリンクで水分補給をしましょう!

のどが渇くというのは、体が出しているSOSのサインです。

こまめに水分を取って、熱中症対策を行いましょう。

体内の糖分・塩分濃度を気にしながら、飲み物を変えるのも良いですね。