インフルエンザに子供が感染したかもしれない、
パパとりあえず検査しなきゃと焦ってしまいますよね!

私の子供もまだ小さいので、インフルエンザ脳症にでもなったら・・・。

しかし!急いで行っても良いことありませんよ。

それじゃ~いつ病院に行くの?

今回は、そんなあなたのために検査にベストなタイミングと
費用、さらにはインフルエンザの種類別の症状をお伝えします!
   

Sponsored Link

検査するベストなタイミングは?

症状が出てすぐに病院に行って、
検査をしても検査結果が曖昧になることがあります。

それは、なぜなのでしょうか?

実は、インフルエンザウイルスは体内に入ってから驚異的な速さで増殖します。

一つのインフルエンザウイルスが、
16時間後には1万個に増殖するほど驚異的な速さで増えていきます。

そして厄介なのが、感染してすぐはウイルスが少なく
検知することが出来ないため「陰性」になる可能性が出てしまいます。

そこで、インフルエンザの検査を受けるための
ベストなタイミングはいつなのかお伝えします!

ズバリ!ベストなタイミングは・・・
症状が出てから「12時間〜48時間の間!」

一番ウイルスが増え、活発になっている時なので検知されやすくなります。

インフルエンザに感染した時の検査とは?

そもそもインフルエンザとは
「インフルエンザウイルス」に感染することで起こる病気です。

特徴的な症状は、急に38度以上の熱が出たり、全身の倦怠感が強く出ること。

そして、インフルエンザの検査方法はいくつか種類があります。

病院で検査する場合は、喉や鼻の粘膜を綿棒に付着させその中に
存在する、インフルエンザウイルスを調べる「迅速診断キット」が一般的です。

引用元:astellas

インフルエンザの診断は検査だけでなく、
症状や流行状況なども加味されるので常に把握しておきましょう。

また、検査結果までの時間は
15分程度ですので比較的早く知ることが出来ます。

インフルエンザかどうかに加え、何型の
ウイルスなのかも判断することが出来るようになっています。

検査にかかる費用はいくら?

ところで、気になるのはインフルエンザの検査費用ですよね。

実は、インフルエンザの検査は「保険適用範囲内」で受けることが出来るのです。

具体的な費用について

  • 抗原検査(検査キット) 150点
  • 免疫学的検査判断料 144点
  • 初診料 282点

合計 576点=5,760円ほど
(健康保険適用によって3割負担になった場合は、1,728円ほど)

これで陽性反応が出た場合には、お薬代がプラスされます。

例えば、タミフルを5日分処方された場合・・・

  • タミフル(5日分) 310点
  • 処方料 42点
  • 調剤料 9点
  • 調剤技術基本料 8点
  • 薬剤情報提供料 10点

合計 379点=3,790円ほど
(健康保険適用によって3割負担になった場合は、1,137円ほど)

よって、検査料576点+処方料379点=955点(9,550円ほど)

(健康保険適用によって3割負担になった場合は2,865円ほど)

このように、インフルエンザの検査は、
保険適用範囲内で受けることが出来るのです。

しかし、保険適用にはいくつか条件が
ありますので、ここでしっかりとチェックしておきましょう。

① 検査は原則1回

1日1回1つの病院でのみ、保険が適用されます。

不安だからといって何ヶ所も受けてしまうと、
2回目以降から実費になるので注意してくださいね。

② 医師の判断において検査が必要となった場合

問診をした時に医師が検査は必要ないと言ったにも
関わらず、本人が検査を希望した場合は保険適用外になります。

③ 一般的な検査キットを使用すること

今では、最新のインフルエンザウイルス検査キットも出されていますが、
保険適用範囲内として認められていない検査方法もあるので確認しておきましょう。

これに該当しない場合は、
保険適用外になってしまう可能性があります。

とはいえ、基本的には保険適用範囲内なので保険適用外
になってしまう場合は、医師からなんらかの説明があるでしょう。
   

Sponsored Link

インフルエンザのA型B型C型での違いあるの?

インフルエンザというとA型B型C型が
あるのは分かるけど、なにが違うのか実際分からないですよね!

まずは、全種に共通する症状をお伝えしますね。

共通の症状

悪寒、発熱による頭痛、咳、くしゃみ、鼻水。

それでは、種類別による具体的な症状の違いをお伝えしていきますね。

★ A型のインフルエンザ

38〜40度の高熱、関節痛、筋肉痛、咳、喉の痛み
A型は、比較的高い熱が出るほか関節や筋肉に痛みを感じやすくなり。

器官系に症状が出やすい。

★ B型のインフルエンザ

37〜38度の熱、胃痛、腹痛、下痢
熱は38度を超えないものの腹痛など消化器系に症状が出やすい。

★ C型のインフルエンザ

37〜38度の熱、鼻水
B型と同じく熱は38度を超えないものの、鼻水が多く出る。

A型は、あのインフルエンザかな?と感じやすいのですが、
B型とC型は風邪と間違いやすいので、検査しないと分からなかったりします。

症状的には、風邪が重症化したものなので病院に
行かなくても治るでしょ!と軽く見てしまう方が多いのです・・・。

しかし、インフルエンザが恐れられている理由は、
種類に関係なく合併症を起こしやすいから!

高熱が出てしまうために「脳症」を引き起こしてしまったり、
免疫力が低下してしまうため、気管支炎や肺炎になる恐れも十分にあります。

人はウイルスに感染してしまうと、免疫力が低下しやすく
なるので、速やかに医師の診断を受けることをお薦めします!

まとめ

種類によって症状が違うということを理解
することで、医師の診断がより分かりやすく頭に入るでしょう。

似ている症状が出たからといってすぐ病院に
行くのではなく、少し様子を見てから行くようにしましょう!

正しいタイミングで、正確な診断をしてもらってくださいね。